待つことしばし、タクシーがやってきました。
石渓の街を出るところの橋が工事中で一部対面通行で渋滞を心配しましたがすぐに通過、楽山に向かいます。
前を行くトラックの荷台には豚が積まれています。
横たわったまま動かないのですでにご臨終なのかもしれません。

列車が遅れたので予約したあったタクシーがいない！
うわっ、と思ったもののジャン先生が電話でタクシーを呼び出しました。
車がくるまでの間、雑貨屋の店先で待っていました。
いかにもチャイニーズなパッケージがあったのでスナップ。
化粧用パフでしょうか。

先行した貨物列車の到着が遅れた関係で、我々の乗った定期旅客列車も３０分以上遅れて石渓に到着しました。
そのため２両のＣ２が構内で並びました。

上り列車はヘアピンカーブの中央でブローオフすることが多いです。
晴れていると虹がかかります。
このときは残念ながら曇り、レンズにも盛大に水滴がついてしまいました。

線路の両側にレンガが下ろされていました。
石炭車で運んで最寄の線路際でこのように下ろして、ここから馬などで運ぶのでしょうね。
家を建てるのも大変です。
ポッパ車からガーっと下ろすので欠けてしまうのもかなりありそうです。

いよいよ上り列車の乗って芭溝を後にします。
車掌さんが手をかけているのはハンドブレーキ。
サミットを過ぎて下りこみになったところでグルグル回しました。

ジャン先生がおどけてハンドルをグリグリ回し電話をかけるマネをしました。
こんなもん日本に持ってきても売れないよな〜

おじいさんがお土産に持ってゆけ、とふるい電話機を持ってきました。（もちろん半分冗談で、でしょうが）

さすがに１４時すぎでは市場はがら〜んとしていました。
まだ店をだしていた果物屋さんでミカン、バナナなどを仕入れました。

下の画像ではサイズがよく分からないので別アングルで。
これもシンプルなチャーハンですが美味でした。
で、これまた美味しい美味しいとモリモリ食べていたらジャン先生が追加オーダー、またまたどーんと出てきた洗面器に「そんなに食べられないよ〜」と言ったらジャン先生がぺろりと食べてしまいました。
山岳ガイドを本業としているだけあってなかなかの健啖家です。
ジャン先生のような人を日本では「YASENO OOGUI　というのですよ」とおしえてあげました。(^^;)