佐久間レールパーク

飯田線中部天竜機関区跡に1991年に開設されたJR東海の車両展示施設。
飯田線ゆかりの車両をはじめ、国鉄末期に解体されるところを歴史的意義を認められ保管されていた車両などが集められた。
そのため事業用車に改造された車両が多いことも特徴だった。
2011年3月開館の同じくJR東海による「リニア・鉄道館」に大半の車両が移設されるため2009年11月1日閉館となった。
撮影日 特記以外は2008年8月13日



ED112

ED6214
解体

クモハ12054
解体

モハ52004

クハ111−1

クヤ165−1
解体

21-2023前頭部
東急車輛に移動

キハ48036

キハ181−1

スニ3095

スハフ34834
解体

オハ35206

マイネ407

オロネ1027

オヤ3112

ソ180+
チキ6132
解体

展示館
展示車両17両中事業用車は7両(クモハ12054も実質事業用)他に開設後解体されたクモエ21800がいた。
リニア・鉄道館に移設された車両は10両、他に移設されたものが1両。


いかにも国鉄の詰所といった建物を利用した本館。


入り口には背の低い腕木信号機と車輪のオブジェ。


本館入り口には飯田線ゆかりの車両のイラスト、扉の脇には中部天竜駅の時刻表が掲示されている。


これも展示品の軌道自転車。


明治42年式I形けた
飯田線の前身のひとつ、伊那鉄道が伊那北〜田畑間の境橋梁に使用したもので1912年架橋、1991年まで使われた。


武豊線で使われていた1891年架橋のプレートガーダー橋。


本線と繋がった展示線では時折場所の入換えも行われていた。
キハ82などのゲスト展示も行われ、構内には専用の整備場を持ち塗装などの修復も行っていた。


リニア・鉄道館移転にもれたクモハ12054とクヤ165−1。
この2両はじめ移転しなかった車両は閉園後の2010年7月までに現地で解体されたという。


中部天竜駅 訪問時は遠州鉄道バスが乗り入れていたが、その後浜松市自主運行バスに切り替えられた。
ポールの一つは使用不可の×が打ってある。


2001年8月23日撮影 このときはまだ佐久間町だった、2005年に大合併により浜松市となった。


みどりの窓口はあるが早朝深夜は無人となる。駅舎内の椅子はリクライニングシートの発生品。
「東海道新幹線0系「こだま」編成の指定席で使用してた2:2シートの座席」と水の丘さんから掲示板に情報をいただきました。


中部天竜、佐久間の通票閉塞器が展示されていた。


構内には山岳路線らしいマイクロバスの保線用車両が留置されていた。


2001年8月23日 中部天竜の構内で休むトロッコファミリー号。

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