加悦鉄道 1978・2

京都市電を駅前でさらっと撮影して加悦鉄道へ。
往復乗って終点で撮影しただけの最初で最後の訪問だった。
撮影日 1978年2月11日


丹後大宮で発車を待つキハ083。


次のコマは加悦に着いた列車。


鉄道100年記念ドラマ「大いなる旅路」では鉄道開業時の新橋駅にもなった木造建築の加悦駅舎。
構内に点在する留置車、保存車を撮影。


撮影者の便を図って構内の車両は適度な間隔で停めてあった。




森製作所製10t機DB201。


DD352
1974年川崎重工製35t機、訪問時は本線貨物はなかったが、岩滝への専用線で主力機として使われていた。
鉄道廃止後は茨城県日立セメント専用線に譲渡された。




DD351
南部鉄道が1956年汽車会社で製造した35tL型機。
1967年南部鉄道廃止により譲渡された。




キハ51、訪問時はキハ10 18の入線前で、キハ08 3が検査などの時は動いていたようだ。


荷物扉はあるが、形式はキハになっていた。








片ボギー式ディーゼルカー、キハ101。






中型木造ボギー車ハ10




ハ4995とハブ3。
ハ4995は上回りが倉庫となっていたのを1970年にハ20(ハ4999)の台枠と組み合わせて明治期の客車として復元されたもの。


ハ4995


ハブ3


ハブ2


ハ21
この車の台枠が本来のハ4995のもの、1935年にシングルルーフの上回りに取り替えられた。
車輪は古典的な松葉スポーク。


ハ21の室内 禁煙表示右横書き。


貨物側線に留置されていた2両の木造単車、左のダブブルーフはハ2かハブ6、
右はハ21の同形車、ハ4995に下回りを取られたハ20と思われる。


構内奥にはターンテーブルがあり、3両の加悦鉄道で活躍した蒸機と国鉄制式機2両が展示されていた。


ターンテーブルピットには水がたまっている。


2号、4号、1261号
保存車だがターンテーブルを介して本線に連なるレールの上に鎮座していた。




鉄道創業期の機関車、1873年ロバート・スチーブンソン製の2号機。






最古の機関車メーカー、スチーブンソンの銘板。


4号、1261号ともにDL導入まで貨物列車を牽引していた。




C57189
1973年に国鉄より貸与されたもの、煙室ハンドルが紛失していた。


C58390
これも加悦鉄道には縁のない北海道で使われていた戦後形。








サハ3104
ラッシュ時用に東急から譲渡された車両だが、大きすぎるためかキハ08 3入線後は倉庫となり、
1977年に側板を外して休憩所となっていた。その後加悦SL広場移転に伴いカフェとなった。


加悦を出てゆくキハ08 3、当時も列車本数は少なかったが、構内撮影のために1本やり過ごしたようだ。


最後の2コマは宮津線の気動車

丹後山田に到着するキハユニ18 2先頭の列車。


天橋立?停車時間があるので乗っていた列車を撮影したようだ。


加悦SL広場へ

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