鹿児島交通南薩線 1978・8
加世田車庫
南薩線の中心地加世田、車庫や構内には廃車になった蒸気機関車や客車が放置されていた。
撮影日 1978年8月10日
キハ301、国鉄キハ17系の私鉄版だが、キハ10より先に製造された。
キユニ105、夕張キハ200とともに戦後製の私鉄版キハ07、ステップのない車体が特徴。
庫の中にいるのは貨物廃止で出番のないDD1200(ナンバー不明)
庫のなかにはハノーバー製1号機が保管されていた。
現在では加世田車庫跡の南薩鉄道記念館に保存されている。
庫の脇にはC12の自社発注機、13号、14号が保管(放置?)
赤い色はサビではなくサビ止め塗料の色。
キハ104 カラーだと継ぎはぎ塗装がよく分かってしまう。
キハ302 キハ300は3両、キハ100は6両(うち2両はキユニに改造)いた。
キユニ105、私鉄でキユニを持っていたのはここと島原鉄道のみ。
エ4、構内に放置されていた元2軸レールカーのキハ4。
ホユニ67、当時でも貴重な存在だった木造ボギー車。
後ろの車両にはカメラを向けていない。
南国の8月の日中、とにかく暑くて点在する車両に1枚シャッターを切るだけで精一杯だったようだ。
テフ25、何とも味のある木造緩急車。
レールの上に乗っかっていたが車籍はあったのだろうか?
加世田で発車を待つキユニ101を先頭にした423レ。
西鹿児島に到着した直通列車8423D、キハ302+301。