横浜市電1156

横浜市港南区の丘の上の公園、久良岐公園に保存。
荒廃気味だったが2012年に修復された。

撮影日 2009年5月12日


看板に日付はないが大分前より車内公開中止になっているようだ。


ライト、ガラスなどは無くサビも出ている。


こちら側のナンバーは1が欠落している。








2012年2月25日追記
2012年よりボランティアの手により修復作業がはじまりました。
修復作業にあたられた神奈川新聞の記者さんのBlog「カナロコ鉄道ノート」に作業の様子、公開日の案内など掲載されています。


京急653-4さんより修復後の画像を7点いただきました。
撮影日2012年5月28日

上大岡から徒歩で20分程丘を上ったところにある久良岐公園の横浜市電1156ですが、昨年解体が決定しました。
しかし神奈川新聞の記者を初めとするボランティア団体が中心となり4月に復元されました。

復元の経緯について書かれています。
市電全廃から40年たった今年、見事に復元されました。


すっかりキレイになった正面。幕は葦名橋です。
前照灯と室内灯は公開時には点灯します。欲を言えば上屋を設置してもらいたいです。


反対側の正面。行き先は滝頭でした。欠落していた1も復元されました。


側面です。引戸が取り付けられました。窓は投石対策の為でアクリル窓になっています。
座席のシートは相鉄7000形の廃車発生品を提供してもらったようです。


床下です。


月に一度くらいのペースで車内を公開しているようなので今度行ってみようと思います。




以下は2012年6月17日の車内公開日撮影。
修復にあたられた神奈川新聞社の方々からお話をお聞かせいただけました。

月一度車内公開が行われている。




上部標識灯が点灯中。
ビューゲル操作紐が垂れ下がっていますが、この固定金具や系統板受けがその後復元されました。


こちら側は分かりにくいのですが前照灯、尾灯が点灯中。






室内灯も点灯、グローブは市販のものを流用したそうです。
シートは相鉄7000系の廃車発生品のため背もたれが窓にかかっています。


都電も塗装が時代により微妙に色調が変わったが、横浜市電もクリームの色調が変化していた。


これも相鉄7000系からの吊り手。
そのまま取り付けてしまうと天井が低いのでどのようにするか、今後考えてゆくとのこと。




2012年7月の夜間公開の様子はこちら

公開日程などは神奈川新聞の「カナロコ」でご確認ください。

この場所の地図

磯子、大岡山、屏風ヶ浦より直線距離で1.5kmほどだが丘の上で道も分かりにくいためバス利用がお勧めです。
磯子、屏風ヶ浦より市バス70系統、または上大岡より京急バス上3系統久良岐公園前下車 徒歩5分ほど

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