横浜市港南区の丘の上の公園、久良岐公園に保存。
荒廃気味だったが2012年に修復されおおむね月1回に車内公開が行われる。
2012年7月・8月は納涼ライトアップとして16:30から19:30まで行われた。
刻々と変化する黄昏時の空の下、室内灯を点けた電車はまるで生きているようだった。
撮影日 2012年7月16日
夏至も近いこの日、公開開始時間は夏の西日が照りつけていた。
やがて夕空が広がってくると、方向幕、標識灯も生き生きとしてくる。
夕暮れの街の雑踏や電車の警笛などが聞こえてきそうだ。
室内灯は正規品ではないが充分に雰囲気が出ている。
修復作業に当たられている神奈川新聞社の記者さんは、
保存するうえでは屋根はあったほうが良いが、こういう開放的な展示ができる現状も悪くないのかも
と話されていました。
以下は2013年12月28日撮影
通常公開は13〜15時、現地に着いたときは保存会の皆さんが作業をしていた。
系統板差しが復元され前面が締まった。
車内には清水市内線65号の修復を行っているメンバーの方が製作したミニレイアウトが展示されていた。
2014年4月6日公開の様子を蒼風翔様よりご提供いただきました。
「先日の久良岐公園の公開時の写真です。
シートは今回から緑色のものになりましたが、天候がよろしくなく、公開開始時間から大雨に振られるという公開始まって以来初の出来事でした。
お花見に来ていたお客さんが雨宿り?にそこそこ来られましたが、全体的に騒がしかったので大変でした。
雨でお客さんが少なかったこともあり、早めに店じまいしましたが片付けが終わったころには晴れ間が見えてきたのがなんとも・・・。
次回は5月11日を予定しているそうです。」
桜に合わせた公開だったがあいにくの天候不良だった。
2014年5月11日公開の様子を蒼風翔さんよりご提供いただきました。
「ビューゲルの方向が今回変わりました。前回撮影してなかった車内写真も添付しました。」
緑色のモケットに貼りかえられたシート。
2014年から横浜市により周辺整備が行われ、2015年4月竣工した。
周辺整備工事と2015年8月夜間公開はこちら。
今後の公開日程などは神奈川新聞「カナロコ」
でご確認ください。
この場所の地図
磯子、大岡山、屏風ヶ浦より直線距離で1.5kmほどだが丘の上で道も分かりにくいためバス利用がお勧めです。
磯子、屏風ヶ浦より市バス70系統、または上大岡より京急バス上3系統久良岐公園前下車 徒歩5分ほど
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