第79回 2007・2・25
鶴見線 海芝浦
1979年8月24日
「電車はこの工場の中に突っこむように右に曲がり、広い京浜運河に接して停車した。
終点の海芝浦である。
対岸は新しい埋立地の扇島で、同一規格の石油タンクが整然と並んでいる。」
宮脇俊三「時刻表2万キロ」より
明日2月26日は周遊忌。
昨夜このページを作ってから月曜日は昼4時間ほど時間があるのでWebで調べたら
ちょうど行って帰ってくることができることが判明。
天気も良いのでちょっと行ってきました。
1979年当時と形式は変れど同じ3連なのですが、停車位置が鶴見方にずれていて
ホーム先端ぎりぎりで先頭車が止まるようになっていました。
この方向、数分おきに羽田に着陸する飛行機が横切ってゆきます。
車止めの手前で停車するようになったため、ホーム上屋に全く車両がかからないという
これはこれでちょっと珍しい状態の駅になっていました。
以前は駅の外には一切出られなかったのですが、ホームの先が公園として整備されていました。
画面中央に停車中の電車が見えます。
対岸の「整然と並ぶ石油タンク」
当時はなかったビューポイント、首都高速の鶴見斜張橋が正面に見えます。
宮脇先生も切符を買いなおさず、そのまま折り返していました。
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