札幌市がラッシュ対策のため試作した親子電車と称した2両連結車の制御車。
ラッシュ時以外はTc1を切り離しM101単独での運用を目論んだがその後の増備は連接車となり1両だけの異端車となった。
撮影日 2010年6月30日 休館日のためフェンス外から撮影。
Tcを名乗っているが案内看板に記載されているように40kwモーターを1コ装備しており純粋なTcではない。
片運転台の路面電車という日本では希少な存在、相棒のM101は1形式1両の異端車ながら2015年現在現役。
角度が悪く分かりにくいが片運転台で、M101と連結する側は1枚窓の非貫通。
妻面にはジャンパ線、その下には密着連結器が伸びている。
以下は2014年6月28日撮影
左右で側面が異なっており、こちら側は中ドア1箇所。
反対側は前中ドア。
前面窓下の2コライトはこの形式が最初。
連結面にはジャンパ線、エアホース、連結器は柄の長い密連。
解結にはこれを外したり繋いだりすることを思うとこの方法が普及しなかったのもうなずける。
日車N-104T台車。
運転台側の台車はモーター装備のN−104。
連結側はスタンションポールのある立ち席スペース。
なぜかこの車両だけ車内にも案内看板があった。
札幌市交通資料館公式サイト
開館日は概ねGWころから9月までの土日祝日、小学校夏休み期間中は毎日開館。
(小学校の夏休み期間は本州と異なるので注意)
開館時間 10時〜16時
入館料 無料
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