ポッポの丘
銚子電鉄デハ701・702搬入

デハ702は2010年1月に、デハ701は2010年9月にさよなら運転が行われ、
その後笠上黒生の側線に留置されていたが2011年11月にいすみ市ポッポの丘に搬入された。
許可を得て安全な場所から撮影。
撮影日 2011年11月9日


8時すぎに現地に着くと昨夜銚子を出発した車両を積んだトレーラーが作業開始を待っていた。


小型車とはいえ特殊低床トレーラーからかなりはみ出している。
これでポッポの丘入り口のカーブした坂道はじめ公道を走ってくるのは熟練の技のなせることだろう。


デハ701は画面左側の展示線へ、デハ702は画面中央を横切る走行線へ。


1年半以上留置されていたので外板はサビも目立つ。


8時20分を回った頃作業開始。


まずはデハ701の台車を線路の上に。




位置の移動はバールのようなもので。


2組の台車がセットされた。


8時45分、いよいよ車体の移動開始。




2台のクレーン車の連携作業はまさにプロの技。




位置を微調整して台車の上に。


ヘッドライト、パンタグラフは外されている。


別のトラックで運ばれて来たパンタグラフを装着。






9時を回ったころ、デハ701の作業はひとまず終了。


9時20分ころからデハ702の台車を移動。


後ろの貨車移動機を数メートル動かすためにエンジンがかかり白煙が上がった。
その横でビデオを回すのはポッポの丘の社長さん。


もうひとつの台車を移動。


人力で移動。


9時30分すぎからデハ702車体の吊り上げ開始。


見事なバランスをとりつつ線路上へ。






線路上に復帰したデハ702を移動機が押して10mほど場所移動。



入り口横に落ち着いたデハ701。




北鉄、いすみの車両と同じレールに乗ったデハ702。


この後さらに移動している。

2両とも外板、室内の整備が行われ、12月16日にお披露目された。

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