C62 3

最初に北海道入りしたC62、1971年急行ニセコ牽引終了後も廃車とならず、動態保存的に山線の普通列車を牽引。
1973年にその仕業も終了したが、車籍は残り国鉄蒸気機関車最後の年1976年3月に廃車。
翌1977年小樽市手宮の北海道鉄道記念館に保存。
1985年に小樽築港機関区に戻され動態復元工事を開始、1987年3月国鉄からJRへのイベントで自力走行。
以後苗穂工場で本線運転に向けた復元を行い、1988年4月よりC62ニセコとして再び山線を走り始めた。
1995年11月C62ニセコ運転終了、再び廃車となり苗穂工場に保存された。
撮影日 2014年6月28日


「栄光のハドソン(運行)を終えた」は意味不明。


北海道鉄道技術館前で上屋の下で保存。
レールは本線に繋がっており、工場イベント時にはDLに押されて構内走行も行っている。










助士側にはホームがあり、キャブも公開されている。







工場内の保存車だけあってキャブ内の状態も良好。


残念なことに足回りにサビが出ていた。










北海道鉄道技術館内ではC623に関する図面、帳票などの展示コーナーが設けられている。



テーブルには履歴簿のコピーも用意され、全ページ手にとって見ることができる。




C623復活記念品、鉄文協ニュースや乗車記念券など。


C623履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1948-6-18 日立製作所笠戸工場 製番1931
ボイラーD52458
広島局配属
1948-6-26糸崎(岡山?)
1948-7-7使用開始
1950-8-17梅小路
1956-8-31新缶交換、軸重軽減工事(鷹取工場)
1956-9-15発送
1956-9-26小樽築港
1960-6重油併燃装置取付
1971-9-15急行ニセコ牽引最終日
1972-8-27C62さよなら号牽引
1973-9-30定期営業列車牽引最終日 137レ長万部〜小樽牽引
1973-10-1一休
1974-7二休
1976-3-19廃車 小樽築港
1977-4-21発送 保存 北海道鉄道記念館
1985-10-4移動 小樽築港
以後動態復元工事
1987-3-27火入れ
1987-3-31国鉄→JR移管イベントで自力走行
苗穂工場に移動 本線運転に向けて復元工事
1988-3-3苗穂工場 復元工事落成式
1988-4-1車籍復活 苗穂運転所
1988-4-29 C62ニセコ運転開始
1995-11-3 C62ニセコ運転終了
1996-11-8廃車 苗穂運転所
1999-4-1車籍復活
2000廃車(日付不明)
保存 苗穂工場鉄道技術館
2010-10-14準鉄道記念物指定

この場所の地図
苗穂駅より徒歩10分ほど

北海道鉄道技術館公式サイト
開館日時
毎月第2・第4土曜日 13:30〜16:00
なお、5月〜8月の4ヵ月間は、第1土曜日も開館します。
(5月〜8月の間は毎月3回の開館となります。)
※都合により臨時休館する場合があります。


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