平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線 2009・8

門司港から伸びている臨港貨物線を利用して観光に特化した特定目的鉄道として2009年4月に開業。
北九州市が第3種鉄道事業者として施設を保有、平成筑豊鉄道が第2種鉄道事情者として運行、
春から秋の土休日と学校休みの時期に年間130日ほどの運転が予定されている。
撮影日 2009年8月5日


門司港駅と九州鉄道記念館の間に設けられた始発駅 九州鉄道記念館前。


ホームは1面、列車は南阿蘇鉄道でやはりトコッロ列車に使われていた貨車移動機クラスが前後に付く。
客車は島原鉄道で使われていたトラ改造車の2連、1両は指定席扱いだが全車自由席で運転する列車もある。


終点近くのトンネルに入ると天井に関門海峡を泳ぐ海の生き物たちが浮かび上がる。


終点の関門海峡めかり駅で、下り方先頭のDB101、立派なプレートも付いている。


上り方のDB102、2両の機関車はジャンバ線で繋がれ総括制御されている。


関門海峡めかりを出発する列車、沿線は線路両側にフェンスがあり、編成をきれいに収められるのはこの場所しかない。
1両目が自由席、2両目が指定席、貫通路はあるが運転中は使用できない、ドアは折戸で自動化されている。


後ろには関門橋。


列車は片道所要時間約10分、30分ごとに運転している。

関門海峡めかり駅の様子はこちら

駅前に保存されているEF301+オハフ33 488の様子はこちら


帰路は一駅乗ってノーフォーク広場で下車、このあたりは船溜りに沿って走る。


ノーフォーク広場〜出光美術館前の踏み切りから、なんとか関門橋と船溜りを入れて撮影。


九州鉄道記念館前に到着した最終列車、車庫は関門海峡めかり駅の先にあるので回送される。


今回乗車にあたっては事前にパソコンで予約、ローソンの端末で発券手続きをした。
コンビニで発売する鉄道線きっぷは初めて?リフト券はありましたが。
端末のジャンルは交通ではなくレジャーでした。

平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線公式サイト
時刻表、公式サイトでは全列車指定席ありとなっているが、乗車した日は約半分の列車のみ指定席の設定があった。
団体との兼ね合いもあるのだろうが、そのあたりは臨機応変にやっているようだ。

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