美濃太田車両区の保管車

太多線美濃川合駅から数分のJR東海美濃太田車両区留置線には現役を引退した車両が多数保管されている。
将来は保存施設に展示される構想の下に電車、気動車など編成単位で残されている。
JR東海博物館が具体的になり、展示車両も発表され2010年には搬入も始まった。
当所に保管されている車両でも中間車など選に漏れたものもあり今後の行方が気になるところだ。
撮影日 2010年7月28日

※シートの有無など車両の状態は日々変化しています、訪問時にはご注意ください。

2013年2月追記 381系、165系など浜松工場へ移設されたようです。

2013年12月追記 残っているのはトキ900、キハ58、キハ30、クモハ103のみらしい。


留置線の太多線側(南側)にはトロッコ列車で使われていたオハフ46が3両連なっている。
左よりオハフ46 2009+オハフ46 2008+オハフ46 2027
何れも博物館入りリストからは外れている。


オハフ46 2009
3両ともベンチレーターは撤去されている。
表記はレトロ風にしたのか窓下の3等表示、番号表記の上に配置表記(名ナコ)がされている。


オハフ46 2008
2009とともにドアは木製、となりの2027はHゴム支持の鋼製になっている。


オハフ46 2027
貫通扉に転落防止用の柵が設置されている。


オハフ46、キハ58 787+キハ28 2353、キロ80 60+キハ82 73
この中で博物館入りはキハ82のみ。


オハフ46とキハ58は痛みが激しいがキロ80はシートを被されていたためか状態はさほど悪くないように見えるが・・


キハ82 73 博物館入りを前に整備をされたようで他の車両との差が歴然としている。


もう1両のキハ82105はかなり悲惨な状態。
後ろのガーランドベンチレーターの並んだ屋根は博物館入りするオハ47 2098のようだ。


キハ80 99 せっかく今まで4連で残っていたのに・・・
後ろはこれも選に漏れたキロ28 2303。
急行形グリーン車も現存はここの他あっただろうか?


中央のシートを被った車両はクモハ103-18のようだ。
右隣はモハ164-72、モハ381-1+モハ380-1


381系のMM'ユニットも博物館入りからは漏れてしまった。
ここから数枚の北側からの撮影はフェンスの間からコンパクトデジカメで撮影。


モハ380-1の後ろにはクハ165-120と四国色のキハ180-1。


相棒のクモハは博物館入りするがクハとモハは解体されてしまうのだろうか?


キハ180-1とキハ82 105、手前のカバーはキハ30 51


キハ30 51 カバー越しにだがなんとなくグローブ形ベンチレーターが外吊り扉も分かる。


振り返った場所には博物館入りするクモハ165-108とクロ381-11+クハ381-11。




クハ381-1


オハフ46 2009


後方の車が走っている道路から構内を見渡せる。

以下4枚は帰りがけに太多線車窓から撮影。









この場所の地図

おまけ

美濃太田車両区入口に展示されている動輪。


刻印は確認できなかったが配置と大きさから見てC58のもののようだ。



2011年7月23日再度訪問。
キハ30 51のシートが外され、浜松工場からトキ900が移転してきていた。

クモハ103はシートをかぶったまま、左にトキ900(トキ4837?)が見える。


貨車ゆえにかリニア・鉄道館入りから漏れてしまったが、現存1両の3軸戦時形の貴重な車両。
せっかく復元されたのだからしかるべき場所で保存してほしいものだ。


トキの手前にはTR23が。
リニア・鉄道館入りしたオハ47 2098を原型のスハ43 321に戻した際にTR47履き替えて余ったものらしい。


キハ30 51はシートを外されていた、遠目では状態は悪くなさそうだがこの後どうなるのだろう。


381系中間車、クハ165、キハ180は相変わらずの様子。


残された車両はいつ解体が始まってもおかしくない状況だが、どうなってゆくのだろう。


2012年8月の様子はこちら

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