京成電鉄 荒川鉄橋 1972・6 

京成電車は小学校の窓から毎日見ていた地元の電車。
ところがありがちなことでほとんど写真を撮っていない。
これは珍しく京成関屋〜堀切菖蒲園に撮りに出かけたときのもの。
撮影日 1972年6月10日


京成の量産高性能車第一弾の750系。
この電車は冷房化されることもなく1973年に全車廃車になった。
まともな編成写真はこの1枚しか撮っていない。
中間のクハ2250は切り妻の先頭に立たないクハとして有名だった。


モハ600を先頭に3M1Tの青電が行く。
モハ600は1964年までに車体の全金化が行われたが1973年には廃車になってしまった。
※この画像について補足説明はページ下に


青電ながら高性能車になったモハ210とクハ2100の編成。
他の青電が引退した後も走り続け、1988年に廃車となった。


シールドビーム1灯の3050系。
行先板は「大和田」行きで、後から追加されたためかパタパタ式の行先板にないため中央に表示していた。


3150系3158他、この編成は当時新車だった3300系同様オデコに行先方向幕を装備していた。


この日の目的はこれ、3290系「開運号」
通常1日1往復の座席指定特急、とはいえ外観は他の一般車と同じ。
前面の電照式ヘッドマークだけが特急を表していた。

※600形とした画像について掲示板にFS329S1様よりご教示いただきました。

「600形の3M1Tとある写真は510形の間違いです。
600形は3150形と同じ世代のワイパー部分が持ち上がった形状ですが、写真は運転台床が上がり、窓が小さな3200形以降のタイプとなっています。
台車がウイングバネ式FS28のようですので500か510形ということになります。
さらにこの頃は固定編成化されていますので500の場合は成田方から501-500-2011-502。
写真は上野方からの撮影と思われ、2000形の位置からみて恐らく成田方から513-2012-515-514の編成だと思います。
515は1974年登場のモニ21に部品を譲り73年に廃車。
そのあと209を入れ、513-2012-209-514となって1980年まで釣り掛け最後の営業車として走りました。」


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