加悦SL広場
ヨ2047・ト404・ワブ3

撮影日 2010年8月18日


現存する車掌車としては数少ない戦前派。


1937年〜38年に製造された鋼製車掌車の原型となった形式。


昭和12年(1937年) 汽車会社の製造銘板。
最後は福知山局西舞鶴客貨車区に配置、1980年廃車、翌年展示用に国鉄より貸与された。


台枠には昭和40年若松工場、昭和42年名古屋工場の改造銘板と国鉄銘板が並ぶ。
若松工場ではストーブ取付、室内灯の電灯化、
名古屋工場では43・10改正前に足回りの2重リンク化が行われた。
1965年(昭和40年)まで暖房用ストーブもなく、室内灯は石油ランプだったというのも驚きだ。



大正生まれの10t積小形無蓋車。


さすがに無蓋車はあまり時代を感じさせないスタイルだ。




以下は2012年8月1日撮影

ワブ3は2010年の訪問時は修理中で見られなかった。


妻面の明かり窓はかなり高い位置にある。


外観から見ても車掌室の居住性は悪そうだ。

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