その2 松山市駅
松山市駅から3方向に伸びる郊外電車。
好ましいスタイルの生え抜き車や西武、京王の譲渡車MTM3両編成が頻繁に出入りしていた。
撮影日 1979年3月10日
高浜線のモハ206を先頭にした伊予鉄オリジナル車による3連。
モハ200は元モハニのため荷物室扉が残っている。1931年電化開業時生まれの古強者だ。
モハ206、モハ106の中間車になっていたクハ406。3扉の1952年製。
1950年製のクハ406を電装したモハ106。
1986年銚子電鉄に譲渡、同社デハ801として2007年現在活躍中。
群中線のモハ133を先頭にした元京王車3連。
京王デハ1402の譲渡車だが外観が伊予鉄オリジナル車と良く似ていた。
モハ133、134と編成を組んでいたサハ511。
出自は同じ京王井の頭線の元デハ1802、帝都電鉄の戦災復旧車でノーヘッダー、張り上げ屋根が目立っていた。
モハ134、元京王デハ1403。
横河原線のモハ113先頭の3連。
元西武クモハ154、1928年製の川崎造船らしい鈍重な深い屋根とお椀形ベンチレーターが特徴。
中間に挟まれたクハ412も同じ元西武のクハ1154。
この西武モハ151グループは津軽鉄道、大井川鉄道などでも活躍していた。
元西武のお相手は元小田急デハ1902のモハ124。
正面非貫通化されていたので小田急らしさはベンチレーター配置くらいだろうか。
モハ204先頭の高浜線。
中間はクハ404。
高浜寄り先頭はモハ104。
郡中線モハ121、同じモハ120を名乗っていたが121〜123は元京急デハ400の車体流用車。
クハ421 このシリーズは車体のみ流用で西武所沢工場1968年製となっている。
編成は元京急で組まれていた。
モハ122 非貫通3枚窓は京急顔=伊予鉄顔ということだろうか。
横河原線の京王車3連 モハ136は元京王クハ1204。
サハ512 元京王デハ1803 前後のモハに比べ屋根も薄く異彩を放っていた。
モハ135 元京王クハ1203
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