JR貨物広島車両所(旧国鉄広島工場)に保存。
撮影日 2014年10月25日
1号機ゆえ1966年10月と蒸気機関車の保存では比較的早い時期に保存。
国鉄分割民営化で広島工場はJR貨物の工場となったが、最大最強の貨物用蒸機が貨物会社に継承されたのは意義深い。
当時の国鉄中国支社により準鉄道記念物に指定されている。
ところどころに少々ペンキのたれ跡が見えるのは残念だが、さすがに工場内保存だけあって露天でも状態は良好。
テンダのプレートは緑地?
同じ浜松工場の銘板が2枚、上の小型長方形はS18年製造、下の楕円はS27年の装備改造分。
ぐっとせり出した前面。
S32年12月広島工場製新缶の銘板。
太いボイラーのボリューム感がD52ならでは。
D521履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1943-12-19(12-28?) 国鉄浜松工場 製番89
1943-12-27浜松工場で竣工式挙行
1943-12-28 配属 名古屋局 配置 浜松
1944-1-3使用開始
1944-9-6稲沢
1952-6-29装備改造浜松工場 炭水車D52414のものと交換
1953-2-7借入 米原
1953-2-14返却
1954-3-14吹田
1954-5-21集煙装置取付 鷹取工場
1956-10-21小郡
1958-1-18広島工場製新缶に交換
1966-7-11廃車 小郡
1966-10-14準鉄道記念物指定 保存 国鉄広島工場
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