1910年製の木造単車、成宗電気軌道から1918年函館に譲渡、1937年ササラ電車に改造された。
1992年の函館市制70周年を記念して往時の姿に復元され1993年より「箱館ハイカラ號」として運行を開始した。
撮影日 2010年8月4日

車内に掲示されている履歴書。

駒場車庫で出庫を待つ39号。

最初の運用は湯の川から、「湯の川」の方向幕が見られるのはこのときだけ。
車体は一見木造だが外板は鉄、内装は木の半鋼製、ダブルポールもダミー。

出庫線から本線へ。

渡り線を通って電停へ。港祭り期間で運転士さんも法被で乗務。
ここからまずは湯の川まで乗車。

現代の保守基準に合わせているため完全な復元にはなっていないが、
吊り手は旅客車当時の藤製を復元するなど細部まで丁寧に造られている。

室内灯具も優雅なデザイン。


湯の川に到着。折り返しも五稜郭公園前まで乗車。

五稜郭公園前、少年も興味深げに見ています。

どっく前に向けて発車。車体が小さいこともあって見た目の加速はなかなかのものでした。

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