京のトロリーライン
京福叡山線 1973・4
1970年代前半、大都市から次々と路面電車が消えていった。
そんななかで京都は碁盤の目にそった路線が維持されていた。
市内のメインストリートを走る市電の他に郊外に向かう個性的なトロリーラインも魅力的だった。
撮影日 1973年4月7日
出町柳から叡山、鞍馬に向かう叡山線は鉄道線だが
こちらもクラシカルなポール集電の小型車が活躍していた。
ここでも撮影ポイントは市電との平面交差の元田中。デナ21がゆく。
デナ120の2連、市電との連絡線はレールは残っているがすでに切断されていた。
ノーシル・ノーヘッダー・エアサス台車にポールの取り合わせのデオ302。
生え抜きのデナ122
窓上部のRが優雅なデナ21。
デナ120 旗をふるおじさんの制服もクラシカルな詰襟姿。