熱海軽便鉄道 7号機


熱海駅前に保存(2013年12月に80mほど移転)。国鉄熱海線(現東海道本線)開業前に小田原と熱海を結んだ軽便鉄道の機関車。
撮影日 特記以外2006年4月10日


2012年8月11日撮影 英文解説も記載とはさすが観光地熱海だ。


国鉄線開通のため廃止された軽便線だが、そのため国鉄に引き取られ,
最後は小形が幸いして教習用として生き残っていた。


ボイラー、サイドタンクともに低い独特のスタイルで「へっつい機関車」とも呼ばれた。


機関車の隣には足湯が設けられ観光客で賑わっている。

以下は2012年8月11日撮影

機関車脇の植栽が切られてすっきりと見えるようになっていた。


元が人車軌道だったため弱い軌道に対応するため低重心となった独特のスタイル。
志賀直哉の小説「真鶴にて」で「まるでへっつい(かまど)のようだ」と描写され、それがファンの間での愛称にもなった。


キャブの裾には鷹取工場の整備銘板。


1976年に準鉄道記念物に指定された。




2013年12月12日夜に約80m離れた仲見世通り入口に移転した。
以下は2014年3月12日撮影

駅舎のほぼ正面からロータリー西側の歩道上に移転。


歩道上なのに周りはに何もない。


準鉄道記念物指定の標識も移設。


案内看板も同じものだった。


今までの場所では見えなかったキャブ内もご覧のとおり。




これだけ開放的な場所にある保存車も珍しいのではなかろうか。

この場所の地図


小田原市わんぱくらんどでは本機をモデルにしたこども汽車「なかよし号」が走っている。

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