小田原駅からバス約10分の小田原市立の公園。
起伏のある公園内を走る豆汽車は熱海軽便鉄道の「へっつい」機関車を模したもの。
撮影日 2012年11月28日
バスを降りて公園入口の坂道を上がってゆくとチュクチュクというブラスト音が聞こえた。
急ぎ足で坂を上ると斜面の上を小さな機関車が客車2両を引いてゆっくり走っていった。
スピードは人の歩くのよりちょっと速い程度。
起点のエトランス広場駅へは列車とほぼ同時に到着。
料金は大人300円、子ども100円、冒険の丘駅まで約10分。
平日は30分毎の運転。
上の画像の時刻表部分のクローズアップ。
この手の遊覧鉄道は乗客がいないと運休することがままあるが、ここは2駅を結ぶため乗客なしでも時刻表通りに運転している。
エトランス広場駅の向かいの管理事務所も木造のなかなか良い雰囲気の建物。
木造の時計台が良い味をだしている駅舎。
路線は両端ループのドッグボーン形でループの途中に駅がある。
機関車は電動式、レールの間に集電用サードレールが見える。
エンドビームには風車が立てられて走行中はくるくる回っている。
極端に腰の低いユーモラスなスタイルを忠実に再現している。
機関車後部は客車から見通せるように透明な仕切り板になっている。
サードレール集電のため、踏み切りは線路も閉鎖するタイプ、警報機が鳴り出すとフェンスが90度移動する。
駅名票は標高も入った本格的なもの。
まずは乗り込んで冒険の丘へ。
ループ区間のカーブはかなりきつい。
合流点の先のレールの間の白い帯は勾配区間のラックレール。
歯車ではなく動輪の間に設置されたゴムタイヤで粘着をかせいで登ってゆく。
山すそに敷かれた路線はかなりの急勾配。
そろそろ散りかけの色付いた木々、勾配を下りきると終点のループ。
冒険の丘のループの中には木製の砦。
ループを回って駅に到着。
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