秋田内陸縦貫鉄道 2012・6

山間部を走るため経営は苦しく、路線の存廃がここ数年議論されている。
2012年には減量ダイヤとなり、毎日の乗客数報告が公式サイトで公開されている。
4年ぶりに乗車、前回同様鷹巣から角館に抜けた。
撮影日 2012年6月23日


ホームにはウグイス色のAN8809が待っています。
この列車は大人の休日倶楽部パス利用と思しきオジサン、オバサンや学生さんのグループなどで車内はほぼ満席でした。


温泉駅阿仁前田で交換のため少々停車。




製材所をバックに鷹巣行きの急行が到着。


急行は以前は専用車のAN8900が使われていましたが、2012年春より単行になりAN8800で運転されています。
オレンジ色のAN8803。


沿線では何箇所かたんぼアートが見られます。小渕〜阿仁合の「あきた美人ライン」
訪問時は田植えが終わってさほど経っていないころでしたが、夏から収穫にかけてはもっとくっきり見えるのではないでしょうか。


車庫のある阿仁合に到着、ここで一旦途中下車。


側線には運用の無くなったAN8900が留置されています、AN8903


AN8904、多客時には急行は2連にしているようなので、完全に引退したわけではなさそうです。


車庫にはカラフルな車両が並びます、奥からブルーのAN8805、赤のAN8806、AN8901


AN8901の車内には人影が・・この日は車両基地見学会が行われていました。
旅客誘致も兼ねて児童、生徒を対象に公式サイトでも案内されています。


一旦改札口を出て、駅舎内の直営食堂「こぐま亭」で昼食。


食事を終えてホームのほうを見るとなにやらモーターカーが動いています。


これも車両基地見学の一環で、除雪用モーターカーのウイング動作、転向動作などのデモが行われていました。


車庫線の奥にはAN8902、この車だけ塗装変更しています。


駅から3分ほどの鉱山資料館へ、併設の異人館2階は駅構内を見下ろす絶好の撮影ポイント。
ちょうど角館行き急行が3連で到着しました。
団体さんが乗っており、後2両はここで切り離されました。
黄色のAN8801+AN8905+お座敷車AN8808


1両になって発車を待つAN8801


引き上げ線に入ったAN8905+AN8808


交換列車は原色のAN8804、団体さんはすぐ折り返すのか増結作業が行われています。


後部窓より阿仁合駅、車庫を最後に一枚。


角館に到着した急行列車。


最後に乗務されていたアテンダントさんを一枚。


オマケ
角館駅前には9600動輪が展示されています。

タイヤ部分を赤く塗られているのがなんとも・・・
刻印は確認できませんでした。


小さな案内看板には形式などは記載されていません。


角館駅舎を背に右側の観光案内所手前に設置。
この日は下りのこまちが田沢湖線内でクマと衝突する事故があり、乗る予定の上りこまちも遅れが出たのでその分ゆっくりと見学できました。

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