追分駅より徒歩10分ほど。国鉄蒸気機関車終焉の地追分に設けられた車両、部品、資料を保存する資料館で
公開日は移動機により庫の外て展示される。
大勢の国鉄、JR北海道OBの手で整備、維持され国内保存機でも指折りの状態。
撮影日 2014年6月24日
屋外設置の案内看板
資料館内部の案内看板、記載事項は屋外設置のものと同じ。
追分生抜きで蒸気機関車最終牽引機となったD51241が保存対象となり、追分機関庫に保管されていたが
1976年4月13日の同機関庫火災により被災、代わって本機が保存された。
241号機の動輪などは本資料館に展示されている。
5月から10月に月2回、移動機により庫の外に押し出される動態機。
左にD51241の動輪、記念碑が見える。
油が回った足回り。
キャブ内も完璧に整備されている。
何気なくぶる下がっているタブレットキャリアの中のタマは希少な4種ダエン。
テンダ、キャブに添乗して短区間だが乗車を楽しむこともできる。
展示中も保存会のOB氏が入念な点検をされていた。
移動機に引かれて後退中。
手信号も決まっている。
この日は年度計画など確認のため、特に多くの保存会会員さんが集まったようだ。
北海道新聞の取材も。脚立に乗って撮影する記者氏。
D51320履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1939-11-11 日立製作所笠戸工場 製番1199
札幌局配属
1939-11-23配置 函館
1939-11-28使用開始
1944-10-11五稜郭
1950-8-25長万部
1952-3-17缶胴交換(D51483の缶に交換)
1958-2-12運転室特別整備
1964-2-25旋回窓取付
1970-10-1小樽築港
1972-12-18追分
1976-1-17廃車
この場所の地図
安平町鉄道資料館公式サイト
定期開館日 5月〜10月までの第2・4金曜日、PM1:00〜PM3:00
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定例開館日以外の土日祝(AM10:00〜PM2:00):隣接する鹿公園管理人がご案内します。
※定例開館日以外で見学を希望する場合は、教育委員会社会教育グループ(0145-25-2083)へご連絡下さい。
定期開館日のほかに安平町の夏祭り、お盆、鉄道記念日など特別開館があるほか、団体での見学で機関車を外に出すことがある。
また近隣の鹿公園内に鉄道資料館を移転する計画もあるという。
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