C12 167

若桜鉄道若桜駅構内に空気圧式動態で保存。
長年活躍した兵庫県加美町で保存されていたが、2007年若桜にやってきて手作業で動態復活された。
撮影日 2008年7月30日


給水塔、貯炭台、アッシュピットなど蒸気機関車現役当時の設備が残っている。


油で磨きこまれた足回り、現役機そのものだ。


人力ターンテーブルで方向転換。煙の演出のために火室で廃材などを燃やしている。


構内側線250mほどの往復だが、ブラスト音、汽笛は本物。
よくぞここまで復活させたものだと感激した。




終着駅構内にしばしたたずむ機関車、いつか見た光景が21世紀に甦った。


運転見学は300円の専用入場券を購入する。


若桜駅駅舎も木造の味わい深いもの。


上の画像の右側待合室はミニ展示館の様相、DISCOVER→JAPANスタンプ台も現役だ。


駅事務所の一隅はグッズ販売、資料展示コーナーになっている。


ホーロー駅名票も健在。

機関車の運転日は若桜鉄道公式サイトをご参照ください。
同社サイトでは各種切符、グッズなどの通信販売、枕木オーナーの募集も行っています。


この場所の地図

12系客車なども増えた2012年5月の様子はこちら

国鉄時代の若桜駅の様子はこちら

C12167履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1938-3-20 日本車輌名古屋工場 製番569
大坂局配属
1938-3米子
1945-8-31鳥取
1946-12-31?現在 鳥取
1946-10-19 加古川
1955-8-1現在 加古川
1970-5-7後藤工場全検
1972-3-31(4-4?) 奈良
1973-11-11 吉松
1974-2-5 南延岡
1974-3-31 南延岡 休車
1974-6-12 南延岡 廃車
1974-11 貸与 兵庫県加美町 中央公民館に保存
2007-8-8 若桜駅に移動
2007-10 動態復元

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