7105 義経号

大阪環状線弁天町駅隣接の交通科学博物館に保存。
交通博物館→鉄道博物館に保存されている僚機弁慶号とともに北海道での最初の機関車。
また動態保存機関車のパイオニアでもある、現在はオイル焚きとなっている。
撮影日 特記以外2007年4月4日




通常はガラス貼りの展示場に大切に保管されている。




以下は2011年10月15日撮影
義経号は10月14日鉄道の日前後に数日間屋外展示されるが、雨の場合は中止となる。

この日は朝雨だったが開館10時のころには止んだので職員さんの手で押し出された。












ポーターの銘板。


テンダ後部の鷹取工場の復活整備時の銘板。
こういったものが近くで確認できるのも屋外展示ならでは。


ダイヤモンドスタックに鐘。


キャブ内はあっと驚くようなハイテク仕様、重油専燃になっている。
左隅座席横の丸いステッカーは日本ボイラ協会の検査票、有効期間平成24年1月31日までとなっていた。




7105履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1880-4 H.K.Porter 製番368
納入 幌内鉄道1「義経」
1888.2請負 北有社1
1889-11引継 北海道炭鉱鉄道1
時期不明 改番5
1906-10-1買収 国鉄5
1909-10-1改番7105
1913-4-1現在 旭川
1923-1-31現在 借入中 建設事務所
1923-4-27(5-7?)廃車 札鉄局
1923-6-7譲渡 梅鉢鉄工7105
19t1Cタンク化改造
1952-9-14国鉄返還 鷹取工場で復元工事開始
1952-10-2完成
1952-10-7構内試運転
1952-10-10塗装完成落成式 鷹取工場
1952-10-14展示 原宿駅宮廷ホーム
その後各地で展示
1963-10-14準鉄道記念物指定
1989重油専燃に改造 鷹取工場
1990-4-1〜9-30国際花と緑の博覧会で走行
2007-10-14鉄道記念物指定
2014-4移設 梅小路蒸機機関車館


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