奥羽本線湯沢から西馬音内、梺まで走っていた路線の終点に大切に保存されている木造電車。
撮影日 2011年6月15日
晩年は非営業車となっており側窓から煙突が出ていた。
塞がれた窓がその名残。
路線廃止後沿線の保育園に譲渡されたが痛みがひどい状態だったのを1983年に復元、
羽後町により保管施設が作られ収蔵された。
丸窓部分はすりガラス。
駅名票もあるがこれは保管庫建設時に製作されたものだろう。
保管庫の脇には腕木信号機。
見学は羽後町役場企画商工課に事前に連絡すれば職員さんが来てカギをあけていただける。(平日10時〜17時)
閉まっているときも窓越しに車両を見ることは可能。
かつての鉄道線をトレースする湯沢〜元西小学校前の羽後交通バス。
右手に見えるベージュ色の建物が保管庫。
この場所の地図
バス利用の場合は湯沢駅前より羽後交通バス元西小学校(梺橋)行(一日平日10本、日祝5本)元西小学校前下車。
時刻表、バス方向幕などでは元西小学校行きと表示されてるが実際はさらに先の梺橋まで運行しているので注意。
かつての西馬音内駅跡はJA巨福会館となっていた。入り口脇にぽつんと1本の駅跡の指標が立っている。
反対側の餅屋さんの店頭には電車のコントローラー。
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