かつて国分寺の中央本線沿いにあった国鉄中央鉄道学園。
秋には学園祭で一般公開が行われていた。
撮影日 1980年10月19日
東海道新幹線21-37を先頭にビュフェ車を含む4両が研修用に設置されていた。
学園祭ではビュフェの営業も行われていたようだが撮影はしていない。
架線は無いがヘッドライトも点灯していた。
キハ07にパンタを乗せた珍車キヤ92、後ろに見えるのはクモヤ443のようだ。
C56139。このときは展示線に停めてあっただけだが、ゴムタイヤを燃やして煙の演出したときもあったという。
キャブ屋根延長は新潟時代だろうか。区名板の「新」はどこだろう?
さすがに足回りも現役機のようだった。
今とは比べ物にならないくらいのんびりとした雰囲気だった。
ライブスチームの運転も。乗車用の車両が2軸車なのは珍しい。
後ろ3両はエアータンク?もしかしたら空気圧式だったのかもしれない。
ナンバーはD51234。
中央鉄道学園は国鉄分割にともない閉鎖、新幹線は施設閉鎖後も残っていたがその後解体、
C56139は神奈川臨海鉄道に譲渡され長年非公開で保管されていた。
その間も臨海鉄道とボランティア団体横浜ポニー倶楽部の手で定期的に清掃などが行われ良好な状態を保ってきた。
2011年より臨海鉄道子会社の旅行会社ツァーなどの折に限定公開されている。
C56139履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1938-3-26 日立製作所笠戸工場 製番982
仙台局配属
1941-3-31現在 幌延
1943現在 備後十日市
1944-3-31現在 白山
1947現在 津山
移動時期不明 宇部
1953-3-31鹿児島
1954-10-27横浜
1965-7-9廃車 横浜
保管 中央鉄道学園
1986-12移転 神奈川臨海鉄道横浜本牧機関区
日本国有鉄道のころへ
TOP | 保存車メニュー全国 | 保存車メニュー東京 | 掲示板 |