豊橋鉄道市内線 1978・5


2005年に廃止となった名鉄軌道線から譲渡された車両で近代化が進んだ豊橋市内線。
それまでの主力は元名古屋市電1400型のモ3100形。
他にも元名古屋市電の3700、3800がいて名古屋市電動態保存線の趣があった。
撮影日 1978年5月28日


豊橋駅前〜新川 元金沢市内線モハ2302のモ3302。


モ3300形は空気バネ台車を履いた優秀車だが、冷房化が困難とされ2000年に廃車になった。
その後2002年に鉄道総合研究所に譲渡されハイブリッドバッテリートラムの試験車となった。


新川交差点を駅前方向に向かうモ3801。
モ3800形は元名古屋市電900型で呉市電の注文流れと言われている。
6両が豊橋に来たが1980年の時点ではこのモ3801号だけになっていた。
前後扉が外吊り式なのがこの電車の特徴。


新川から乗車して終点赤岩口に向かう。


終点赤岩口には車庫がある。入庫するモ3107。


研修庫で休むモ3103。左のドカベンは豊橋まつりの装飾電車に使われたものだろうか。
モ3100形は元名古屋市電の1400形、9両が譲渡され主力として活躍していた。
上のモ3107とはワイパー取りつけ位置が異なっている。


柳生橋支線で活躍したモ3700も同線廃止(1976年3月)以後は1両が廃車となった。
残ったモ3702は2006年現在健在だが定期運用はなくなった模様。
留置されたモ3704とモ3301、モ3108。


撮影会よろしく3形式が並んでいた。


倉庫として使われていた200形のダルマさん。
元は旭川市街軌道の車両。


豊橋市内線のボギー車導入は1961年の三重交通神都線からのモ600が最初で
それまではこのモ200のような単車が活躍していた。


モ3101


モ3107 当時全車側面に広告を入れており、オリジナル塗装車がいないのが残念だった。


赤岩口に到着したモ3104。


豊橋駅前 モ3104。


駅前大通りにあった終点は1998年に文字通りの駅前まで150m延長された。

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