田口鉄道(豊橋鉄道田口線)モ14

軌楽庵様2点ご提供
設楽町奥三河郷土館に保存。
撮影日2008年7月






以下は2013年8月7日撮影



行先板は「清崎(三河田口)」になっていた。
田口線は1968年8月31日に廃止となったが、清崎〜三河田口は1965年9月より台風被害により休止していた。




モハ10は豊川鉄道が1925年に製造した木造車。
豊川鉄道買収後1952年に田口鉄道に譲渡された、その間に鉄板を貼りいわゆるニセスチール車となった。


反対側は「本長篠」


三河田口の駅名票がホームに立つ。


トラス棒をもつ床下。




車内は片側は展示コーナーとなっている。
丸屋根ながら室内は二重屋根構造になっている。


上部には年表と路線図、ガラスケースには各種部品、資料などが陳列されている。




廃止時に駅にあった帳票などを一括保管したようだ。




通票閉塞器「田峰」の文字が見える。




運転台機器にはひとつひとつ説明が付いている。


DICK KERRの銘が残るコントローラー。


座席袖も味わいのある造形だ。




後ろの白い建物が郷土資料館。


資料館内には森林鉄道段戸山線の写真も展示されている。


設楽町奥三河郷土館
休館日 火曜日(祝日の場合は翌日)
開館時間 9:00〜16:00
入館料 200円

この場所の地図
バス利用の場合本長篠駅より田口行きで終点下車、徒歩10分ほど。
等高線のない地図だとバス終点と資料館は近いように見えるが、資料館は山の上なので時間の余裕を見ておくこと。

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