只見線汽車旅行
2004年6月
すっかり定着した只見線の蒸気機関車運行。
上り列車の片道乗車は何度かあったが
座席ありますよ、と声をかけられ往復乗車の日帰旅行を楽しんできた。
撮影日 2004年6月5日
磐越西線の臨時快速が会津若松に着いたのは「SL会津只見号」発車の3分前。
ホームでの出発式はすでに終わっていた。
勇壮な太鼓の響きに送られて会津若松を発車。
乗車したのは狭窓の並ぶスハフ32。
会津本郷を出たあたりで車掌さんが乗車記念証を配布。
ポスターと同じ絵柄の絵葉書。
郡山、会津若松でも弁当を買えず、すき腹を抱えていたところに
車内販売のオバちゃんがやってきた。
売っているのは坂下の名物ひしまき(竹の皮で包んだちまき)と
山菜おこわ。両方とも300円也。
これがひしまき、きなこをまぶしていただきます。
こちらが山菜おこわ、おこわはもちろん漬物が大変美味でした。
続いて坂下町のきく小町嬢から観光パンフと蓬餅のサービス。
できたての蓬餅、さっぱりとしてして美味でした。
水を張った田んぼの向こうに磐梯山が霞みます。
4分停車の会津坂下では地酒の試飲を。
きく小町、うぐいす小町のお2人のお嬢さんは坂下までの乗車。
保育園児のお見送りで坂下を発車。
坂下〜柳津間では柳津の中学生が名物粟饅頭などを配りに来ました。
頂いたのは出来立ての暖かい粟饅頭と虚空蔵尊の福銭とパンフレットの詰め合わせ。
12分停車の会津柳津では給水、給炭が行われます。
給水は駅前の消火栓から。
駅舎横では「女将の会」のみなさんから冷たいお茶の接待。
たしか麦茶だと思ったけれど忘れてしまった。
車掌さんがオレンジカードを売りに来ました。
オレカを買うと運転時刻表をオマケでもらえます。
会津川口ではかわいい一日駅長さんがお出迎え。
会津川口は12分停車、足回りの点検、給水作業が行われます。
駅前では歓迎イベントでお米のすくい取りや特製弁当の販売がありました。
これが会津川口駅特製弁当、1000円也。
内容はなかなか充実しています。
川口を出ると只見町の方からSLどら焼きのプレゼント。
只見駅前では関連イベントで写真展も行われました。
只見駅に到着、残雪の浅草岳がお出迎え。
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