山の向こうの鳥籠列車
沫江煤砿 2005・3
Mojiang narrow gauge railway 2005・3
車両編 その2

沫江煤砿専用線の路線は2路線ある。
約3kmの老砿Laokuang線、約9kmの向陽Xiangyang線で
客車は使い分けられているようだった。


まるで鳥篭のような客車。シートはなくお客は立ったまま乗車。
自転車もそのまま乗っている。


001号。足回りは炭車の流用、出入り口は片側のみ。
このタイプの客車は2両または3両の貫通固定編成になっている。


出入り口のない中間車002号。001号と微妙に窓柱(?)などが異なる。


003号。よく見ると足回りが001、002とは異なりバネが2本のタイプだ。
この3両編成は向陽線で使われていた。


密閉型客車も加わった老砿線のなんと11両編成。


010号は001号と同タイプながら非貫通。


鳥篭客車の開放感にくらべ窓が小さく陰気な019号。
窓上部のRが精一杯デザインしました、という雰囲気。


密閉型客車も1両づつ微妙に違う。
なぜかこの車両だけシート(といっても鉄板そのもの)が付いている018号。


広窓(?)の015号。


これはまた極端に窓の小さい014号。


密閉型客車は中央に出入口がある。
車高もバラバラだ。




側線に放置されていた013号。中央は出入口を埋めたように見える。


炭車、ホッパーではなく横にダンプするタイプ。


客車が鳥篭なら荷物車もご覧のようなスケルトン。
フラットカーに枠をつけただけの車体だ。
重量もたいしてないためか、レールから外して荷物の積み降ろしをしているようだ。
車輪と連結器が見えなければ鉄道車両とはとても思えない。


いろいろな用途に使われているフラットカー。


レンガ輸送に使われているフラットカー。
これ全部手で一つ一つ積んでいるから大変なものだ。


フラットカーはレール輸送にも使われいる。


このへたれぶりがなんとも言えない。


フラットカーの空車を連ねて1号機が戻ってきた。

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