元豊橋市内線モハ3301で試験されてきた架線・バッテリーハイブリッドトラム。
アルナの低床車、リトルダンサーSの車体にリチウムイオンバッテリーが搭載され、1500/600Vの複電圧車となっている。
2008年平兵衛まつりの一般公開では車内公開、試乗が行われた。
撮影日 2008年10月11日
試乗中はパンタを下げバッテリーで走行。
JRマークの付いた路面電車というのは初めてのもの。
総研とともに研究をプロジェクトを行う独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構のロゴ
定員は44名と車体サイズに比べ少ないのは低床車の弱点。
車内には東急車輛とアルナの銘板が並ぶ。
運転台後部に積み重ねられた放熱板のある箱状のものがバッテリー。
1500V対応のためこの数になってしまったそうで、600V専用ならばもっと減らせるという。
バッテリーの寿命は8年を想定し、これは車体の全検期間に合わせている。
車内にはGPSを使った位置情報とエネルギー状況をリアルタイムで表示。
総研の試験線を試乗客を乗せて走行。
今後どのような形で実用化されてゆくか楽しみだ。
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