千頭森林鉄道
DB6・運材台車・モーターカーGM10
寸又峡温泉から奥に伸びるハイキングコース、寸又峡プロムナードコースの中間点、尾崎坂展望台に保存。
このハイキングコースは大半が森林鉄道跡の林道をたどるが、一般車は通行禁止なので訪問するには歩くしかない。
ハイキングコース入口から徒歩約30分、日本一歩かなくては到達できない保存車。
撮影日 2014年3月12日
展望台に備え付けられているバインダー式案内板。
この地図だと森林鉄道の路線跡や現在位置が分かりにくい。
手前には「千頭森林鉄道ここにありき」の碑。
林鉄の機関車には珍しく立派なナンバープレートが付いている。
1957年酒井製。
屋根上のエアータンクが林鉄機らしい。
機関車次位には機材を積んだ2両一組の運材台車。
この手の保存車では木材を積んでいるか空車がほとんどで、資材輸送の展示は珍しい。
最後尾にはモーターカー。
背面にGM10のプレートが付いている。
この場所の地図
展望台のある寸又峡プロムナードコースは寸又峡温泉からの巡回コース。
反時計回りは谷底にかかる夢の吊り橋を経て長大な階段を登る。
飛龍橋経由の時計回りだと歩く距離は長くなるが林鉄跡なので急坂は無い。
林鉄が渡っていた当時そのままの飛龍橋。
林道から見下ろした夢の吊り橋。
保存車は画面右上白いものが見えているところ。
深い渓谷にへばりつくように伸びている林鉄跡の林道、トンネルポータルは往時のままだろう。
出口側には林鉄トンネルの案内板。
寸又峡プロムナードコース入口に現存する林鉄大間駅舎。