レトロでんしゃ館 その2
(名古屋市電・地下鉄保存館)


東山線開業から使われた100形107+108号。




車両が小ぶりのため網棚は設置されていない。


サードレールと集電靴。


この電車の特徴は床下を包み込むボディマウントを採用したことだ。



保存館には車両の他、数々の部品、資料などが展示されている。





 
かつて藤が丘市電展示場に保存され、閉鎖後東山動物園に移転した電動無蓋貨車2号のフロントパネル。
この保存館計画があと数年早ければ、と思わずにはいられない展示品。

 
天井からは方向幕が下げられている。


電停看板。


市電、地下鉄のHO模型。


市電の歴史を振り返る写真展示。


最後は漁礁となって海に沈められた電車たち。

市電年表と部品コレクション。






東山公園に設置されたモノレールの模型も。千葉、湘南で採用されたサフェージュ式の実験線だった。
このモノレール車両は今でも現地に残されているという。



これだけ内容豊富な展示館だが、入館料は無料。
東京にもこんな保存館があったならばとうらやましくなる。


村上様より同館に展示されている市電1200型の画像を5点ご提供いただきました。
「名古屋市電1200型の5分の1模型ですが、かつて名古屋市科学館に長年展示されてきましたが
科学館リニューアルの際に名古屋市市電地下鉄保存館に移管されました。
この巨大精密模型があまり知られていないように思われます。
何年か前にレトロ電車館に行ったときに1400型など数両のOゲージサイズの名古屋市電の古い模型の展示が増えていて、
そのとき気がつかなかったのですが1200型模型も科学館から搬入されていたようです。
そうとも知らずに今年の2月に科学館に行ったら1200型模型の姿が見えず職員に訊ねたら、
「リニューアルの際に廃棄処分しました」との答え。
悲しみと落胆と怒りに耐えて帰りました。
でもその後にレトロ電車館に行ったら1200型模型に無事に再会出来た次第です。
職員に伺ったら数年前に交通局の職員が運んできてくれたとのことでした。
で、インターネットで検索してもなぜかこの素晴らしい模型のことが全く出て来ないのでお知らせ申し上げた次第です。」

この案内文は名古屋市科学館時代のもの。




3000型とならんで展示、1/5という模型の大きさが分かる。


これだけみれば実物と間違えてしまいそうだ。


名古屋市科学館時代。


吊り手、室内灯なども細かく作られている。

レトロでんしゃ館の公式ページはこちら
開館時間 10〜16時
休館日 水曜(祝日の場合はその直後の平日)
入館料 無料

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