大牟田市内のうどん店に保存。
1952年大牟田市内線休止後(1954年廃止)福島線に移動、1958年福島線廃止により福岡市内線へ、
1975年の同線一部廃止時に廃車となり、山口県光市の図書館に保存された。
荒廃が進んでいたが、2011年に有志の手によって大牟田に移設された。
川村様8点ご提供。
撮影日 2014年12月26日
「福岡県大牟田市にある「大力茶屋」駐車場に保存してあります
『大牟田路面電車』の撮影と現況を見て参りましたのでレポートします。
九州道の南関インターから車で7〜8分の場所にある「大力茶屋」という、うどん屋の駐車場片隅に
路面電車は線路に乗った状態で屋根無しの屋外保存されています。
大牟田市内の旭町〜四ツ山間を結んでいた『204号』という車両で、当時のブルーツートンカラーに
塗装されていますが、屋外保存なせいか車体は錆や塗装剥がれの劣化が始まっています。
車内の吊り革や運転台のマスコンは外から見る限り、かなり綺麗な状態なようです。
車内のシートは見えないため状態は不明です。
車外はパンタグラフ、台車、車輪、下廻り共に塗装剥がれはありますが状態良好です。
車体前には当時を伝える看板があり「募金活動を行っています」とありますが連絡先は明記されていません。
募金を希望される方は「大力茶屋」に問い合わせてみてください。
地元では有名なうどん屋さんとあって昼前に到着したのですが、
駐車場はほぼ満車に近くかなり賑わっていました。」
塗装は福岡時代のマルーンにクリームから大牟田線時代の青系統に復元された。
軽快な気動車用を思わせる台車。
窓は福岡時代の2段窓から大牟田時代の一段窓に復元。
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