宮崎 1973.8

高校1年の夏休み、九州に足を踏み入れた。

九州のカマは形式が豊富で、外観も美しく、そしてなにより軽快な門デフが魅力だった。

東京から延々ハザに揺られて、先ずは筑豊、室木で一日、その夜の急行「みやざき」で、憧れの地宮崎に向かった。

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'73 8/7 青井岳 550レ C57169
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'73 8/7 青井岳 1526レ C5765
この写真を撮ったときにおとなりいらっしゃた
西田さんのサイト「遥かなる蒸気機関車」
「青井岳の印象」のコーナーに同じ列車がUpされています。

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'73 8/6 宮崎〜南宮崎 1526レ

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'73 8/6 宮崎〜南宮崎 536レ C6120


C57門デフ装備機のなかでも私が一番好きなカマが、この65号機だ。

ステー下部が曲線でデフも湾曲していてスピード感があってカッコイイと思ったものだ。

このころ、国鉄はやたらと順法闘争(死語?)をくりかえしていた。この日も「高千穂」が2時間半の遅れで貨物もウヤになったりで、仕方なく大淀川で一日つぶしてしまった。

朝の列車の門デフのシルエットは、撮りたかった1枚だった。

ラジオで金大中氏拉致事件を報じていたのが、妙に印象に残っている。

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'73 8/7 宮崎機関区
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'73 8/7 宮崎機関区

宮崎のクラには大型機がゴロゴロしていた。
吉松のC55は昼の貨物で宮崎に来て、夕方の客レで帰っていった。
午後になると、南延岡へ向けて出庫するC61が並んだ。

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