明治村の陸蒸気 2008・1

明治村開村時より村内に静態保存されていた1874年シャープスチュワート製の12号と
日本鋼管鶴見製鉄所で使われていた1912年ボールドウィン製の9号の明治の機関車が走る動態保存路線。

撮影日 2008年1月9日

2010年12月追記
2010年12月20日より京都市電、陸蒸気は施設点検のため期間未定の休止となっています。


2012年9月追記
2012年10月より京都市電、陸蒸気の運転再開が発表されました。

2012年11月8日より12号機による陸蒸気の運転が再開しました。


腕木式信号機の立つSL東京駅で発車を待つ12号機。


12号機の銘板。


SL東京駅の奥には人力ターンテーブルと機関庫がある。


この日運用のない9号機は機関庫に入っていた。


SL東京駅駅舎は名鉄日本ライン今渡旧駅舎を移設したもの。


客車は明治期製造の4輪単車ハフ11・13・14の3両、この日は平日のため2両で運転されていた。
いずれも最後は羽後交通雄勝線で使われていたものでシングルルーフのハフ11は1908年製。


ハフ11車内。


ダブルルーフ、オープンデッキのハフ13。1912年の最後の明治製


ハフ13車内。日中だけの運転ということもあり、当時のままに室内灯はない。


連結器はピンリンク式。


走行を撮影できる場所は非常に限られている。菊の世酒造の裏手から撮影。


この横にはこんな看板があり、線路際に出られる。


白煙を噴いて陸蒸気がやってきた。


短い距離とはいえ明治期の列車が再現されているのは素晴らしいことだ。


SL名古屋駅到着後人力ターンテーブルで方向転換。




白煙をあげてSL名古屋駅を発車。





SL東京駅の手前のレンガ橋脇には12号機のオリジナルボイラーが展示されている。


何の説明もないが1874年製のボイラー、動態運転開始当時はこのボイラーを使っていたが
後に新製ボイラーに乗せかえられた。



1971年4月3日 静態保存されていたころの12号機。






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