クモハ12041

国鉄鋼製電車の始祖、モハ30を戦後中間電動車に改造、さらに運転台を設けて牽引車としたクモヤ22を
国鉄分割直前にイベント用に旅客化改造という複雑な経緯をもつ電車。
飯田線で「ゲタ電号」などのイベント、団体列車に使われたが2002年に除籍され伊那松島機関区に留置中。
撮影日 2008年4月2日


伊那松島機関区のはずれにぽつんと留め置かれている。敷地外より撮影。


各所に塗装の痛みも目立つ。後方の庫の中には木造省電モハ1035が保管されているという。


フェンス越しに無理やり望遠で撮影したためアミの影が出てしまった。


JR東海が名古屋金城埠頭に鉄道博物館建設を発表したが、この車は展示車にリストアップされているのだろうか。
追記 2011年3月開館したリニア・鉄道館にモハ1035とともに収蔵された。


伊那松島駅に隣接して建つ伊那電時代からのものと思われる変電所。

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