熊野市駅からバスで50分ほどの旧紀和町板屋にある鉱山資料館。
1978年まで操業していた紀州鉱山専用線の車両が屋外、館内に保存されている。
撮影日 2009年4月8日
資料館前庭に線路が敷かれ、上屋の下に車両が展示されている。
1971年ニチユ製の2tバッテリー機関車230号と軌道自転車。
電池部分に別ナンバーが入るのはBLの特徴。
運転席の座席は丸椅子。
昭和46年の年号と製番はなんとか読める。
小型ターンテーブル、こういった施設も保存されているのは嬉しい。
6t電気機関車610号+人車+砿車、紀州鉱山の機関車は100位で自重を表している。
砿車の上には索道も保存されている。手前の車輪は説明無し。
資料館のパンフレットによると機関車は鉱山を経営した石原産業の設計だという。
パンタグラフは鉱山軌道で見られたローラー式。
運転席は実に狭い、体格の良い人だと身動きが取れなかったのではないか。
人車(無番号)妻には窓がなく斜めに筋交いが入る。窓ガラスは無い。
引き戸の扉にも窓はなく室内灯もない。
砿車と索道のバケット。
保存車が展示されている屋外から館内にレールが繋がっており、
画像右隅の黄色い扉の内側には館内展示の車両がある。
館内展示車両へ
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