木曽森林鉄道
王滝村滝越の保存車

木曽森林鉄道王滝本線沿線の最奥の集落滝越の水交園に保存されている林鉄車両。
撮影日 2012年11月17日


通学列車やまばと号のDL+客車2両、関西電力所有のロータリー車、B形DL119号、運材台車2両が保存されている。
案内看板には客車も記載されているが、これは移動した模様。


右がやまばと号、左にロータリー車、DL119号、運材台車が並ぶ。


やまばと号

酒井製7tB形DL AC40形に半鋼製ボギー車2両の編成。
通学輸送の安全のために客車は特に半鋼製の専用車が使われた。




ラジエター上にはSKWのエンブレム。




キャブ屋根が低いためボンネットが長く見える。


2両の客車の番号は確認できなかった。
切り妻、2段窓の実用本位の車両だが、近代形軽便客車の味がある。






連結面窓から室内を撮影、機関車側。
小さなクロスシートが並んでいる、小学生の体格ならこれでも充分?


2両目、狭いながらも荷物棚もある。


台車は軽便車両の定番アーチバー形。


関西電力ロータリー車

直線的なデザインの関西電力所有ロータリー除雪車。
滝越には関西電力の発電所があり、これの保守用に関電所有の車両があった。




1967年新潟鉄工所製 番号は確認できなかった。




反対側のボンネットは横に張り出しがある。
直線的な構成、キャブ横のハンドブレーキ?ボンネット中央上の排気菅、派手な塗装はなんとなくおもちゃっぽく見える。

DL119号・運材台車

酒井製5tB形DLの119号はエンジンの修理が行われたという。
そのためかシートを被っていた。


反対側のシート裾からNo119の文字が見えた。


運材台車にはレール、廃材が乗っていた。


この場所の地図
定期バス路線は王滝村コミュニティバスが週一日1往復の模様。

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