小型の蒸気動力部を客車の一隅に装備した気動車の祖先。
現存する唯一の蒸気動車。
撮影日 2008年1月9日
案内看板では関西本線で使用となっているが、直方配置との記録もある。
名鉄では戦時中に蒲郡線に使用するため譲渡をうけたがたいした活躍はしなかったという。
観音開きの前面扉から小さなボイラーが見える。
ピンリンク式カプラー、バッファーは復元にあたり淡路交通から寄贈されたという。
反対側はあっさりとしたお顔だがこちらにも運転台があり加減弁を屋根に張ったワイヤーで操作する。
落石覆いのようなコンクリートの上屋に納められている。
汽車会社の銘板と駆動部分。
1971年4月3日 屋外展示だったころ。
キハ6401履歴
レイル・マガジン2008年10月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1913-3-15 汽車製造大阪工場 製番19 ホジ6014
神戸局配属
1914-8-29改番 ジハ6006
1918-3-9 直方
1928-10-1改番 キハ6401
1943-5-7一休指定 直方
1944-1廃車 譲渡 名古屋鉄道 キハ6401
保存 犬山城公園
1963 明治村移設にあたり国鉄名古屋工場で復元
2009年7月26日追記
7月24日にJR東海からプレスリリースがあり、JR東海博物館(仮称)での本車展示が発表された。
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