広島電鉄市内線1980・8
その1 広島駅前

1980年の路面電車の最大の話題は「軽快電車」。
広電初訪問は登場したばかりの3500形試乗・見学会への参加となった。
先ずは広島駅前で撮影、形式も塗装も多彩な電車がひっきりなしにやってきた。
撮影日 1980年8月23日


元大阪市電1801形の767。冷蔵庫の広告電車でその名も「北斗星号」


広電オリジナル車555号。


元京都市電1909「清水」


1号線の1909を追って2号線の767が発車、到着線には宮島直通の2507+2508が到着。




2507が乗車ホームに移動、1909と767が続いて出発してゆく。


2507宮島直通車が出発。





金沢市内線のような塗装の広告車764「パナファックス号」


761〜764は元大阪市電1651形でドア上部にRが付いている。


行き交う元大阪市電と京都市電。


764と逆のような塗りわけの771「バランタイン号」
元大阪市電1801形の特徴の大阪市電形台車が見える。




中央ドア下部に付けられた大阪市電のプレート。


1号線の1907「銀閣」、5号線の1905「比叡」まるで京都駅前のような情景だ。


今度は元大阪市電と元神戸市電が並んだ。


さらに続行で出てゆく元京都市電。


京都市電は方向幕が拡大されたくらいで番号、市章もそのままで活躍していた。


京都市電のプレートと市章。


京都市電と神戸市電が続行で発車待ち。


神戸市電が2両並んだ。581、1154とも神戸時代のままの番号、塗装だった。
570形は昭和初期に登場した神戸市電最初の鋼製車、1958年から1960年に更新されて後にワンマン改造された。


神戸市電1150形はPCCカーとしてカルダン駆動、新型台車で登場したもののその後吊り掛けに改造された。
窓が大きく明朗な神戸スタイル。


各地からの譲渡車の中で3両の少数派元西鉄福岡市内線500形の602。


600形の塗装は西鉄色にしては赤味が足りないような色だった。


元神戸と元福岡の並びも広島ならでは。


広電オリジナル車551。




元神戸市電587


570形は窓が小さいこともあって車体が長く見える。


宮島線直通車2503+2504が到着。


連接車は先頭車のパンタを上げていた。

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