芭石鉄道
デジカメスナップ版
その4


この日の上り一番列車は3両の石炭車がついたミキストになった。




車内にはつり革はなくつかみ棒だけ。
朝一番の下り列車以外はこのようにどの列車も満員だった。


こんな小さな車輌にも各車に一人車掌さんが乗っている。
切符の販売、扉の開閉のほかに列車に直通ブレーキがないため
停車時や下り勾配区間でのハンドブレーキ操作もしている。


ボギー客車の豚積み場所の仕切りにちょこんと腰掛けた女の子。
芭石鉄道沿線でみかけた子供たちはみな可愛かった。
ガイドのジャンさんによると水が良いので美人が多いとのことだ。


スイッチバック駅 密峰岩站の駅長さん。


駅の事務所、といってもそれらしき機器は電話機だけ。


密峰岩のスイッチバック部、左は石渓へ、右は芭溝へ。
分岐するとすぐに勾配がはじまっている。


上の画像の反対側、右から本線機回し線、側線。
ホームはなく木の先の光ってみえるあたりが乗降場。

 
汽笛吹鳴標識と急カーブ注意標識? 
沿線で見かけた標識はこの2種類だけ。
キロポストや勾配票などは設置されていないようだ。


石渓のターミナル、正式名称は「終点站」というらしい。
ちなみに炭坑のあるヤマの駅は「起点站」(站は駅の意味)
この「終点站」から途中の「躍進站」までは電化され近代的なB凸電機が活躍している。


仙人脚站、中央の人が見えるあたりに雑貨店がある。
手前のレンガの建物は公共トイレ、中にはいると仕切りもなく
ただ土に溝を掘り、その先には1.5m四方のこえだめが・・・
うっかりバランスを崩したり、物を落としたりしたら大変なことに。


焦(土具)站、駅の入り口に信号旗が提示されていた。


焦(土具)站


焦(土具)站にはもう使われていない石炭積み込み施設があった。


芭溝站で列車を待つ人たち。
線路はさらに芭溝の街の先の炭坑(起点站)に向かっている。


起点站の裏の丘を登ると怪しげなへろへろレールが・・・

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