芭石鉄道再訪
2003.11.29〜12.1
Shibanxi Narrow Gauge agein
撮影最終日、一番列車が芭溝に到着した。
機関士さんが足回りを点検中。
この日も靄った天気、もう少し霞めば水墨画の世界だ。
芭溝の駅まで戻ったらちょうど列車が出てゆくところだった。
折り返しの列車が芭溝站に入ってくる直前、
手前の鍛冶屋の煙突から煙がモクモク、、、全体に煙ってしまった。
ホームには衛星放送用パラボラが。これも車内に持ち込んでしまうのだからすごい。
次の貨物列車は街を見下ろすポイントに。
ちょうどお昼時で家々のかまどの煙が立ち登り良い雰囲気だったのだが
こんどは列車が来る時にはかまどの煙は消えてしまった。
午後の列車が最後の撮影。
芭溝站の外れで列車の到着を待つ。
町に買い物に行った人たちがぞろぞろと大きな荷物を持って降りてくる。
石渓に戻る列車が入線してきた。これに乗って帰路についた。
左の赤いコートの女性は信号旗を持った駅員さん。
2003年いっぱいで廃止か?とも言われたこの小鉄道は
どうやら2004年の春ころまでは延命となったようだ。
その先のことは分からないが、一日も長くこの姿で走り続けてほしいものだ。
※その後最後の小火車(小型蒸気機関車)鉄道ということで人気を呼び
半ば観光鉄道化したが2007年現在もこの小さな鉄道は元気に毎日走っている。
0号車のページへ No0 Car