有田川鉄道交流館の保存車
キハ58 003

有田鉄道金谷口駅跡に2010年3月オープンした保存館の動態保存車。
撮影日 2010年3月24日


国鉄には存在しなかった両運転台のキハ58で富士急が新宿乗り入れ用に1963年に製造した車両。
当時は富士急も中央東線も電化されていたが、DC急行に併結して新宿に直通するためキハ58が3両製造された。
001、002は片運転台だが、予備車ともなる003は両運転台、トイレなしの異端車だった。
中央東線急行の電車化で1975年に3両とも有田鉄道に譲渡、その際1エンジン化された。
両運転台が幸いして003は主力車として活躍したが、ハイモ180−101が譲渡されてからは予備車となっていた。


交流館内の路線を走行するが、2010年5月現在走行時の乗車はできない。


方向幕は藤並方は「藤並」金屋口方は「快速」を表示していた。


55-9高砂工の表記。サボは湯浅乗り入れのもの。




この場所の地図

有田川鉄道交流館公式サイト
休館日 木曜日(祝日の場合は営業)年末年始
営業時間 10:00〜17:00
入館料 200円(車両見学のみならば不要、Nゲージ運転は別料金)

バス利用の場合は藤並駅東口より有田川町無料巡回バスで鉄道交流館下車。
または有田鉄道バスで金谷口下車。


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