都電荒川線花電車 4日目その2

三ノ輪橋への往復を撮影して早稲田方面へ移動中、荒川車庫を車窓から見たら人垣の向こうに信じられないものが停まっていた。
撮影日 2011年10月23日


なんと花100と並んで6086がかつてのさよなら電車を思わせる造花で装飾されて並んでいた。
車内からこれがちらりと見えたのであわてて梶原で下車、急ぎ足で車庫前に戻った。


花電車出発式の日に留置線の奥に押し込められた6086を見て、これと並べてくれれば良いのにと思ったものだが、まさか実現するとは。


系統板は「100」


後ろには検査があがった7022。


昼すぎの花電車の出庫前に来ていればよい光線で撮れたものを・・・
人垣の中で順番を待ちながら撮影しているとやがて早稲田行き花電車の出庫時間に。


先回りはあきらめて出庫風景を撮影。


電停への踏み切りは遮断機が無いので職員さんがブロック。


一旦三ノ輪橋方面へ出て、渡り線で早稲田方向へ。


早稲田へ向けて発車、きわどいところで8800と行き違った。


車庫前のバラも満開。


花電車出庫の後、6086が7022に押されて小移動、運転台には運転士さんが立ってまるで6086が生きているようだ。


こちら側の腰部には1系統廃止時の幕とサボが、局で保管していたものだそうだ。


39年前の情景を思い出さずにはいられない。


1972年11月11日



早稲田から戻る花電車は鬼子母神で撮影。


装飾の一部が点灯している。


この日もここで撮影終了、地下鉄駅に向った。

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