北区赤羽の荒川(かつての荒川放水路)と隅田川(かつての荒川本流)の分岐点、
通称「赤水門」「青水門」と呼ばれる岩淵水門のほとりにある資料館の展示物。
撮影日 2010年5月29日
非常に小さいナベトロ、荷台にはところどころ穴もあいている。
案内看板には書かれていないが、公式サイトによると
2002年に信濃川大河津資料館より寄贈となっている。
軸受に刻印があるが、慣れないカメラだったのでいまひとつクローズアップがきれいに撮れなかった。
RM名取編集長のBlogによるとこのナベトロは土木ナローの先駆者ドコービル製とのこと。
小さなナベトロながら製造から100年以上は経っているとのこと。
地味ながら工事軌道という鉄道史に残る貴重品だ。本当によく残っていたものだと思う。
資料館には放水路開削工事の様子の模型も展示されている。
背景画との繋がりも自然で奥行きもよく表現されている。
恐らく写真を元に作成されたのだろうが、左の3線軌道は写真にあったものなのだろうか?
荒川知水資料館
開館時間 9:30〜17:00(入館は30分前まで)
12・1・2月の閉館時間は16:30、7・8・9月は17:30
休館日 祝日除く月曜、祝日の翌日、年末年始
入館料 無料
JR埼京線・京浜東北線・高崎線 赤羽駅東口より徒歩約20分
JR赤羽駅より都バス「豊島5丁目団地」行き
「岩淵町」または「志茂2丁目」下車徒歩10分
地下鉄南北線赤羽岩淵駅または志茂駅より徒歩約15分
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