ED15 1

L4形貨車加減速装置

勝田駅西方の日立製作所水戸工場内に保存。
6月初めに行われるさつきまつりの工場公開時に撮影。
撮影日 2013年6月1日


本格的な幹線用として輸入機とともに東海道線電化時に登場した国産電気機関車の始祖。
「国鉄殿」という表現が車両メーカーらしい。


角ばった無骨そのもののスタイル。






右横書きの「造製立日」の銘板。


反対側の側面プレートは赤入れされていない。




キャブ、機械室も公開されている。


コントローラーの銘板。1936年製作。


シンプルな板枠台車。






ED151の横にはリニアモーターが展示されている。


新南陽ヤードに設置されたリニアモーターの貨車加減速装置。
大江戸線などの小断面地下鉄のリニアモーターの原型にもなった。







広大な工場敷地内は緑も濃い。


さまざまな鳥も工場内に生息しているようだ。


ED151履歴
レイル・マガジン2008年10月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1924-4-12 自主製造 日立製作所笠戸工場 製番129
1924-11-25工場内(国鉄)試運転
1924-12-16立会試運転
購入 国鉄1070
1926-2-24田町機関区着
1926-3-1配属 東京局
1928-10-1改番 ED151
1933-9現在 八王子
1950 標準化改造
1960-2-26廃車 八王子

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