D51882 |
関西本線柘植 PACI5557様ご提供
奈良区装飾機シリーズで最も有名なカマといえばこの「月に鹿」のD51882号機でしょう。
同機は大阪府茨城市真龍寺にマーク付きのまま保存されています。
が、意外なナゾが。
1972年4月5日亀山
非公式側は上弦の月です。
D51の装飾機の中でも、よく出会うカマとそうでないカマがいて、
D51882とは不思議と縁の薄いカマでした。
C62のツバメのパクリやピースデザイン、良く判らないデザインのカモメと違って、
882の「鹿と三日月」デザインは奈良区のオリジナルデザインで
一番好きなデザインだっただけに一層残念です。
D51831のツバメも、’73年7月に一度見た事があるだけです。
この時は正面がちに撮っていましたのでそれと判る絵では有りません。
線路端で撮影していて横を通過するD51を見て初めて831に
ツバメが付いているのを知った位です。
関西本線も’72年10月以降DLの進出が激しく、’73年になると数える程しか行っておらず、
D51831の出会いはこれが最後でした。
それ以前なら続き番の832とあわせてよく出会っていたのですが。
白い国さんから掲示板に書き込みいただきました。
「興味深く拝見させて頂きました。問題の間の画像では有りませんが、変更後の公式側画像が有りますので、
月に鹿、変更後の公式側デフの部分画像を、提供致します。
カラーが変更前、モノクロが変更後となります。
残念ながらモノクロ分の撮影は、昭和48年7月16日となっています。
此の時にじっくりと拝め、弓(月)と矢(鹿)の状態となっている事に、初めて気が付きました。
昭和47年10月14日撮影分が有りましたが、デフのマークは判別不能です。」
最後に2011年1月5日撮影の保存車の様子を。
非公式側
公式側
月はどっちに向いているのか?
この間の画像お持ちの方、お知らせください。