長野工場製で製造より廃車まで同工場持ちだった。
かつての国鉄長野工場、現JR東日本長野車両センターに保存。
撮影日 2010年7月1日
車両センター入口より許可を得て撮影。
センター構内立ち入っての撮影は稼動していない休日に限り許可しているとのこと。(撮影日現在)
C11の第2動輪も展示、機番などは案内板に書かれていないが、製造は昭和21年とのこと。
となりにはこれも機番不明のD51第3動輪と明治32年(1899年)イギリス製の松葉スポーク車輪。
以下は2012年10月13日撮影。
鉄道の日イベントで長野車両センターが公開された。
手前の椅子には記念撮影用の帽子。
露天ながら状態は良好、前がすぐに駐輪場でヒキが取れないのが残念。
機関士側にはランボードに合わせた見学用通路が設置されている。
この角度から機関車を眺める機会はあまりないと思う。
A形重油タンクを後ろから。こうして見ると安全弁とかなり接近して設置されているのが分かる。
旋回窓、キャブ屋根延長の雪国仕様。
下回りはペイントされている。
重油タンクを背負った重量感あるフォルム。
上に貼ったD51の前に展示されているもののほかにも構内2箇所に動輪が展示されている。
トラロープで縛られていたトラバーサー横のD51第2動輪。
刻印などは確認できなかったが入口のものが第3動輪なので同じ機体のものかもしれない。
バランスウエイトが赤く塗られてしまっているのはどういう訳だろう。
後ろを行くのはこれも長野工場製のライブスチームD51229、実車は長野工場製1号機。
食堂の前の広場にはC12第2動輪、これもバランスウエイトが赤く塗られている。
昭和八年 日車のマーク NO.54 の刻印が見える。
日車製C12の最初のロット69〜72だろうか。
入口の動輪も再掲。
手前がC11第2動輪、中央がD51第3動輪。
松葉スポークの明治期の車輪。
1899の文字が見える。
この場所の地図
D51486履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1940-3-27 国鉄長野工場 製番6
新潟局配属
1940-3-27使用開始
移動時期不明 直江津
工事日不明 重油併燃装置取付
1969-11-8廃車 直江津