C12 163

高山本線上麻生駅前に保存。
撮影日 2012年8月29日


戦前美濃太田に配置されていたことで地元の機関車として保存されたようだ。
看板のナンバー字体が名鉄っぽい。


駅前の展示館で大切にされている。
見学には徒歩5分ほどの町役場で申し込み書に記入する。
役場窓口時間に合わせて平日のみの公開なので土日休みの人には訪問しにくい機関車だ。


屋内保存のため状態は良好。
清掃なども定期的に行われているようで、訪問当日も次の清掃日の打ち合わせをしていた。




機関士側は低いホームになっているがキャブへの階段は無い。


コールバンカ上部継ぎ足し、尾灯覆い?が増設されている。






下回りは油で磨かれており、刻印も確認できた。


区名板入れには運用票らしきものが入っている。800台というとどこだろうか。
機関士側の側面プレートは紛失していた。




屋内には鉄道部品なども展示されている。


標識灯、レール見本などもスチールケースで展示されている。






訪問日は曇りだったがガラス張りの室内は温室状態で、10分ほどで見学を終わりにした。


左上が展示館、車窓からも見えるが暗いので機関車の姿は判別しがたい。


上の画像で中央に見える緑色のガーダー橋、端に「災害用けた」と表記されている。
架け替えられたものを非常用にストックしているのだろう。


この場所の地図

C12163履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用 他
1937-7 日本車輛名古屋工場 製番483
札幌局配属 配置不明
1938-4-30現在 滝川
1941-3-31現在 滝川
1942美濃太田(案内看板による)
1942-3-31現在 小松島区徳島支区
1944-3-31現在 小松島区徳島支区
1954-3-26借入 松山
1954-5-26返却 小松島区徳島支区
1966-3-31現在 徳島気動車区小松島支区
1967-9-31平
1968-10-6高崎第一
1970-10-11小郡
1971-1-20第2種休車指定
1971-2-7稲沢第一(保存のため)
1971-3-15廃車 稲沢第一

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